-- ボリューム (2008/11/03 16:24) - 3651PV
トランジスタの部分の前に。
この回路がどのように音量を調整しているかを説明します。
今まで全く触れていなかったけれど、オペアンプの前にも回路がありました。
この部分で音量の調整をしています。
この回路、「どのくらい増幅させるか」で音量を調整しているわけではないです。
オペアンプ回路の電圧増幅率は「6倍」と、もう決まっているからです。
実際には反対に「どのくらい減衰させるか」で音量を調整しています。
赤色部分を取り出すとこんな感じ。
入力電圧を2つの抵抗で分圧している回路です。
R1は、10kΩに固定されています。
R2は、0Ω〜10kΩまで変化させられます。
これだけで、もう動作は理解できそうですが、一応。
ここに流れる電流を考えます。
だから、v(out)の電圧はというと。
結局、0倍〜0.5倍まで調整できるわけです。
オペアンプの電圧増幅率が6倍だから、全体としては、0倍〜3倍までの電圧にすることができます。
-- 参考文献
-- 関連項目 ヘッドホンアンプ
ヘッドホンアンプ(2)
ヘッドホンアンプ(3)
ヘッドホンアンプ(4)
増幅回路
OPアンプの非反転増幅回路
エミッタフォロワ
プッシュプルエミッタフォロワ
ダイヤモンドバッファ
ヘッドホンアンプの設計
オーディオミキサー(3)
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Papan3世 「もう少し実践的な経験をされた方が良いでしょう。ボリュームのセンターはプラス電位になるように使わないとガリオームになりますよ。老婆心。」 (2013/05/09 11:37)
Papan3世 「何故なら、OPアンプからの初段BIAS電流が流れ出すからです。FET入力のOPアンプなら問題ありません。」 (2013/05/09 11:40)
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プロフィール |
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名前: かってぃ
職業: 学生、性別: 男性、年齢: 22歳、住所: 横浜市
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